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会津学Vol.6
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『会津学』という学びの場は、地域の人々から学ぶことを休止した空白の十年からソフトランディングする適切な着地点だったと感じています。同時に「道標」としての記録を積み、次世代に引き渡す使命を感じています。研究者による調査も必要です。一方で、これまで誰も聞かなかった人々にさりげない日常を聞いておかないと、暮らしの全体像が見えない。『会津学』の使命は、そこにあると思っています。(本文「農を捨てない選択」より抜粋) |
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●定価1,572円(本体1,429円+税) ●A5判、224頁 ●2010年11月 ●会津学研究会 |
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会津学Vol.5
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「汝の足元を掘れ」 会津学研究会発足時に、赤坂憲雄氏が贈ってくださった学びの手がかりとなる言葉である。さらに、「聞き書き」を手法にすることも示唆してくださった。そして、気がつくと五年が過ぎていた。百年後がにわかに近くなったような気もする。節目としての姿勢を明確にしようと「聞き書きの現場から」という特集を組んだ。会津に生きる人々の生きた言葉を、これからどれだけ拾い集めることができるか。(編集後記より抜粋) |
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●定価1,572円(本体1,429円+税) ●A5判、264頁 ●09年8月 ●会津学研究会 |
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会津学 Vol.4
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この春の会津学ゼミナールでは三島町の間方集落の方々に導かれながら、「山に生きる」ことの豊かさを学ばせていただいた。自然のダイナミズムに悠々と身を委ね、感謝し、つつましやかな暮らしを謳歌しておられる姿は美しい。特集を力強く支えてくださった。今号で特筆すべきは、中学3年生の五十嵐渉君が聞き書きの仲間として参加してくれたことだ。奥会津地域で始まる「こどもの聞き書き」の先鞭をつけての登場だ。短い記録だが、話者と聞き手の関係性が深まってゆく過程が見える。(編集後記より抜粋) |
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●定価1,572円(本体1,429円+税) ●A5判、320頁 ●08年8月 ●会津学研究会 |
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会津学 Vol.3
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日常の暮らしの足元に目を凝らすことを学びのはじまりとして、深め続けられる会津学研究会の活動。3号目となる「会津学」にも、100年後の未来を見据え、次代に残すべく興味深い記事が綴られている。「何の飾りもない愚直なまでにひたむきな日常の記録は、やがては土に還るいのちの証言でもある。決して動くことのない土が確かな振動を伝えてくるのは、そこに刻印された夥しいいのちの記憶だとするなら、私たちもその一握りの土にはなれるだろう。今号では70代から90代の先達たちが自ら執筆してくださった。わずかのためらいも無用だと、深く静かに背を押してくださったのだった。」(編集後記より抜粋) |
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●定価1,572円(本体1,429円+税) ●A5判、272頁 ●07年8月 ●会津学研究会 |
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会津学 Vol.1(創刊号)
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会津を象徴するのはある限定された歴史の一断面だけではない。人々がいかに生きてきたかという、その生き様にある。多様な風土を抱きかかえた会津の地に広がる多様な営み。いのちを繋ぎ、意志を貫く覚悟を秘めて、自分たちの足元を振り返ることから「会津学」は船出する。自らの目で地域を捉え、生き方を問う旅が始まった。 |
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●1,572円(税込) ●A5判、280頁 ●05年8月 ●会津学研究会 |
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