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『会津学』という学びの場は、地域の人々から学ぶことを休止した空白の十年からソフトランディングする適切な着地点だったと感じています。同時に「道標」としての記録を積み、次世代に引き渡す使命を感じています。研究者による調査も必要です。一方で、これまで誰も聞かなかった人々にさりげない日常を聞いておかないと、暮らしの全体像が見えない。『会津学』の使命は、そこにあると思っています。(本文「農を捨てない選択」より抜粋) |
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●定価1,572円(本体1,429円+税) ●A5判、224頁 ●2010年11月 ●会津学研究会 |
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在庫あり:1〜3営業日でお届けします |
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■グラビア
「山・里 曼荼羅」写真・文/竹島善一(たけしまよしかず)
■提言「何もないを見つめる〜定住から遊動の時代へ〜」福島県立博物館 館長・赤坂憲雄(あかさかのりお)
■特集「暮らしを編む」
● 山村の農
◎「三幅の掛け軸〜才次郎新田〜」地方公務員・五十嵐義展(いがらしよしのぶ)
◎「ヒンムキの暮らし〜大正から戦後の食糧難を生きた人々〜」川合正裕(かわいまさひろ)
◎「開拓村の暮らし〜昭和村奈良布〜」川合正裕
◎「長瀬谷家の農事情」主婦・長瀬谷百合子(はせやゆりこ)
◎「飯塚家の生業〜母に聞く〜」主婦・中丸惠美子(なかまるえみこ)
◎「農を捨てない選択 菅家博昭氏」会津学研究会事務局・遠藤由美子(えんどうゆみこ)
●商いを繋ぐ
◎「阿部書店物語〜バトンタッチ〜」主婦・渡辺紀子(わたなべのりこ)
■先人たちの聞き書き
◎「みんなで調べた「宿場町」」元小学校教諭・斎藤民部(さいとうみんぶ)
◎「みんなで調べたかんがい用水の歴史」斎藤民部
◎「『南会津郡 方言聞き取り調査資料』より」福島県立南会津高等学校 国語科(昭和62年度3年生)
◎対談「大芦 じねんと塾のころ」お茶の水女子大学大学院准教授・宮内貴久(みやうちたかひさ)、農業・会津学研究会代表・菅家博昭(かんけひろあき)
■写真レポート
◎「一枚の写真から−「重忠(シゲタダ)」」学習塾主宰・菅敬浩(すがたかひろ)
◎「大石田の虫送り」湯田 剛(ゆだごう)
◎「わら葺民家の暮らし4〜追悼 藤家テルヨさん」会社員・田沼隆之(たぬまたかゆき)
■寄稿
◎「『会津農書』にみる虫送り行事」福島県立博物館専門員・佐々木長生(ささきたけお)
◎「『会津農書』にみる農の道〜近世の農民思想の一形態」佐々木長生
◎「私の想い出」阿部静夫(あべしずお)
■エッセイ
◎「腹一杯」会社員・五十嵐文宣(いがらしふみのり)
■おしらせ
◎今、会津学研究会では
◎「会津学出版助成」募集要項
◎映画「ハーメルン」を応援してください
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