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会津学 Vol.1(創刊号)



会津学 Vol.1(創刊号)
会津を象徴するのはある限定された歴史の一断面だけではない。人々がいかに生きてきたかという、その生き様にある。多様な風土を抱きかかえた会津の地に広がる多様な営み。いのちを繋ぎ、意志を貫く覚悟を秘めて、自分たちの足元を振り返ることから「会津学」は船出する。自らの目で地域を捉え、生き方を問う旅が始まった。
●1,543円(税込)
●A5判、280頁
●05年8月
●会津学研究会
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目次

■フォトルポ
「生きる−野鍛冶」写真・文=山浦芳明(やまうら よしあき)

■特別座談会「会津から拓く学びの庭」
福島県立博物館館長、東北芸術工科大学教授・赤坂憲雄(あかさか のりお)、会津学研究会代表・菅家博昭(かんけ ひろあき)、奥会津書房編集長・遠藤由美子(えんどう ゆみこ)
会津の冬を語り継ぐ意味/内なる異文化への旅/次世代に引き継ぐもの/歴史から記憶へ/選ばれた土地/言葉の衰退/開かれた手法/混沌からの旅立ち

■特集「会津に生きる」
◎検証1「渡部家の歳事記」渡部 和(わたなべ かず)
歳とり・正月・小正月(十二月三十日〜一月)/節分・節句・春彼岸(二月三日〜三月下旬)/山菜・早苗振り・畑仕事(三月下旬〜七月)/盆・祭り・秋彼岸(八月十三日〜九月)/刈り上げ・大根摘み・冬至(十月〜十二月)
◎検証2「『水引』の風景−舘岩村−」河北新報社・佐藤昌明(さとう まさあき)
(1)かやぶき屋根の村−100年前の中門造り、作家、画家訪れる/(2)赤カブとトチ−冬に重宝する食料、「みんな平等」の味/(3)山の恵み−スノーモービルで現代マタギは健在/(4)「犬落とし」伝説−「あの穴に近づくな」姫の無念さいまも/(5)弘法伝説−村人信仰の田代山雨ごい通じ本降り/(6)年中行事は今−農村社会も新暦へ、旧暦が崩れ姿消す/(7)完ある回想−苦労し焼き畑開墾、夜は夜で縄なった
◎検証3「−檜枝岐−開拓村の夏」佐藤昌明
(1)平ヶ岳登頂−息のむ大湿原、雪渓/(2)小沢平−総出で建てた分校/(3)砂子平−開墾地にフキ自生/(4)若者の風景−40歳以下ただ1軒/(5)鷹ノ巣−曽祖父、公募で入植(6)赤岩平−背の荷一つから出発
◎検証4「炭焼き」長瀬谷百合子(はせや ゆりこ)
◎検証5「産婆の山田さん」長瀬谷百合子
◎検証6「からむしルネッサンス」菅家博昭
人がいて、からむしがある/再興への努力/一九九四年のシンポジウム/からむしには“きら”がある/おばあちゃんが先生/八重山上布・石垣島との交流/厳しい教え/地域を支えた植物・からむし/からむし織再興の黎明期/ワタクシという伝承の仕組み/二〇〇〇年の記録/グルジアのからむし/アジアでの苧麻栽培/生産用具/今も昔も同じ生産用具を使う/補完しあう、カラムシとアサ/一枚の苧麻布へのこだわり/新たな物語のはじまり/盆の成人式/中国草開館準備の調査余録五十嵐善作と中村喜和先生/五十嵐善作のカラムシ/グルジアのカラムシ/沖縄にて/台湾のからむし/アジア苧麻会議
◎検証7「奥会津かすみ草物語」菅家博昭
奥会津/昭和村/花の栽培/昭和花き研究会/販売環境の大きな変化/全国大会・サミット/初の全国大会/三〇年前から登場/先が見えない農業/先進主産地の役割/二〇〇一 六月の出会い/相互交流/視察者受入れを続ける/八月の私信/素早い決断/大会前夜
◎覚え書き「先祖迎えの火」武藤弘子(むとう ひろこ)
「奥川の家の迎え火」西会津町奥川下松・小野木家/「滝沢の家の迎え火」会津若松市一箕町滝沢八幡・中島家
◎検証8「奥会津に生きる」NPO理事・五十嵐乃里枝(いがらし のりえ)
故郷で暮らして/山のエネルギー/光と闇/プロフェッサー・サラン/ストレンジャー・オン・プラネット.アース/子供を育てること/「虫送り」再考/正義の味方/山と町の構図/七人の同級生/ワクワクを体験する/秋彩紀行・吟行会/過疎の村の未来/気分が落ち込みがちな季節の過ごし方/伝統工芸を支えるもの/山村の底力/再び、故郷で暮らすということ
◎検証9「温泉の記憶をめぐって」渡辺紀子(わたなべ のりこ)
私のふるさと/玉梨・八町温泉の起源/梵字石の由来/老いも若きも温泉?/人々が信じた神々/おわりに

■囲炉裏談義「人を化かすキツネ」
NPO理事・五十嵐七重、木工芸家・小柴芳夫、玉川美江(聞き手)

■寄稿「蘇る『会津農書』−佐瀬与次右衛門の現代の教え子たち」
福島県立博物館専門学芸員・佐々木長生

■エッセイ
◎「司馬遼太郎と歩いた八十里峠」会津史談会理事・飯塚恒夫(いいずか つねお)
◎「会津山里余多歩き−新会津旅学の始め」鈴木達雄(すずき たつお)

■コラム
◎「『薩摩征伐』に参軍した会津農民」NPO理事・目黒章三郎(めぐろ しょうざぶろう)
◎「牛字考(うしあざなこう)」会津史談会理事・簗田直幸(やなだ なおゆき)
会津郡よりはじまる/北方に山郡が分かれる/蜷川庄の地なり/会津郡を割いて大沼郡を置く/牛の偶然を考える必然
◎「水辺を考える」只見の自然に学ぶ会代表・新国 勇(にっくに いさむ)
・只見町で残したい水辺林 渓畔林/河畔林/湖畔林と湿地林
・ユビソヤナギの発見 形態と分布/川の撹乱に適応した生活史/おびやかされる生育地/只見町での発見/どのように保存したらいいか
・水辺林を保全し再生させるために 残された原生的な流域環境を保全しましょう/孤立・断片化した自然度の高い水辺林を保全しましょう/水辺林を再生・修復しましょう/水辺林の連続性を回復させましょう/陸域生態系と水域生態系との相互作用を回復させましょう