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古代語の東北学

地方からの日本学・第五集
高橋富雄東北学論集 第一部 東北論 東北学

古代語の東北学
地方から東北から
みちのく未知の奥
奥ゆかし
東北開発
著者が唱える「東北学」は、「ミヤコ・中央・先進」という国家統一者からの視点だけでなく、「ヒナ・田舎・地方」の視点から日本という国家、東北を検証する。「高橋富雄東北学論集」は、著者のこれまでの論集を網羅し、東北を通して改めて日本を問うものである。東北とは何か? その東北的なるものを解明する。
●3,086円(税込)
●A5判、416頁
●05年6月
●歴史春秋出版
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内容

福島県立博物館が実施する一般市民向け生涯学習金曜講座(著者主宰)の平成七年度綜合テーマ「古代語の東北学」を中心に、再構成したのが本書である。96年に『古代語の東北学』(歴史春秋社発行)されたものを増補した。


目次

■記念出版によせて

■第一部 福島県の巻(その一)
 第一講、伊佐須美神社と古四王神社
 第二講、都々古別神社と建鉾山
 第三講、佐麻久嶺神社と湯岳

■第二部 宮城県の巻
 第四講、伊寺水門 伊治村 伊豆沼
 第五講、多賀城文章経国
 第六講、行神社・須伎神社と黒川郡

■第三部 岩手県の巻
 第七講、遠北上川の誘い
 第八講、日詰 飛勢(とばせ) 束稲山
 第九講、四門九戸(しかどくかのぶ)と糠部郡

■第四部 福島県の巻(その二)
 第十講、石城国 石背国
 第十一講、信達両郡と東屋両神社
 第十二講、慧日寺・勝常寺と白水阿弥陀堂

■第五部 山形県の巻
 第十三講、鼠ヶ関と都岐沙羅柵(つきさらのき)
 第十四講、城輪柵(きのわのき)と出羽国府
 第十五講、あこやの松 うやむやの関

■第六部 秋田県の巻
 第十六講、チョウクライロ舞と鳥海山
 第十七講、フィロロジー秋田城
 第十八講、払田柵(ほったのき)と雄勝城・答合城

■第七部 青森県の巻
 第十九講、都加留(つがる)と津軽
 第二十講、十三湊(とさみなと)と有間浜
 第二十一講、日本中央碑と日之本将軍

■第八部 福島県の巻(その三)
 第二十二講・白河関と関和久遺跡
 第二十三講・菊多関と勿来関
 第二十四講・大ぬかり関と高野・長有関

■余章 大倭日高見国