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河北選書 せんだい歴史の窓


仙台市史編さん室長 菅野正道 著

河北選書 せんだい歴史の窓
 「仙台の歴史というと、誰もが伊達政宗を思い浮かべる。政宗が傑出して魅力的な人物であることは否定しないが、彼があまりにキラキラとまぶしいため、ほかのことが見えにくくなっていないだろうか。政宗のまぶしさからちょっと離れ、仙台の歴史を、視点を変えて眺めたい」(著者)というのが本書の意図だ。
 同名のタイトルで2009年1月から1年間、50回にわたって河北新報に連載されたものに、新たに10編を書き加えた。「米どころへの道のり」「史跡が語るくらし」「政宗を読み直す」「仙台城下事件帖」「古道を歩く」など、さまざまな題材を、史実を基に、著者の推測も交えてつづっている。
●定価880円(本体800円+税)
●四六判、226頁
●2011年10月第一刷
●河北新報出版センター
在庫あり:1〜3営業日でお届けします
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目次

第一部 米どころへの道のり
 古代米の記憶
 「六十二万石」の真相
 新田開発の実り
 ササニシキの誕生

第二部 人と生きる動物たち
 良い狼、悪い狼
 猪の再登場
 宮城、名取郡の鷹
 消えた動物たち
 名馬の産地
 
第三部 史跡が語るくらし
 本音と建前
 石碑に刻まれた名前
 旧家の門
 墓地の変貌
 神社の行方
 杉を植える人々
 居久根の風景

第四部 城を歩く
 仙台城
 北目城
 若林城
 白石城
 岩切城
 松森城

第五部 政宗を読み直す
 南奥制覇の秘密
 奥羽の異端児
 片倉景綱の役割
 官房長官・茂庭綱元
 慶長使節の諸事情
 伝承と史実

第六部 仙台城下事件帖
 正体は蘭方医
 侠客たち
 祭りの場で
 豆腐を調べろ

第七部 城下町の面影
 寺町の役割
 屋敷林の恩恵
 町家の風景
 奥州街道の行く末

第八部 名産物
 忘れられた薬種
 銘菓の系譜
 味噌をつける
 サケが上る

第九部 藩政をめぐって
 在郷屋敷
 伊達騒動の事実
 藩主対一門
 藩校・養賢堂
 堀田正敦登場
 戊辰戦争

第十部 古刹を訪ねて
 国分寺と薬師如来
 大年寺の盛衰
 山の寺の面影
 「定義さん」の謎

第十一部 古道を歩く
 忘れられた宿場町
 関山街道の近代化
 二口峠の急坂
 東街道の名残
 広瀬川の流れ
 幻の木道

第十二部 正月の風景
 年越しの魚
 「大酒」の国
 年賀の挨拶
 門松を飾る

あとがき