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河北選書 漁場が消える

三陸・マグロ危機
河北新報社編集局 編

河北選書 漁場が消える
悪化の一途をたどるマグロ漁業。
取材班が各地に飛び、漁船に一カ月同乗し、漁をルポした。
その他に、南アフリカやインドネシア、台湾、韓国などで事情を探り、資源の持続的利用には三陸の漁業基地存続が欠かせないとの確信を得る。
第25回農業ジャーナリスト賞受賞作。
河北選書シリーズ、第3弾!
●定価880円(本体800円+税)
●四六判、196頁
●2010年9月第1刷
●河北新報出版センター
在庫あり:1〜3営業日でお届けします
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目次

プロローグ 気仙沼はいま

第一部 魚影を追って
 命懸け
 不夜船
 人知の限り
 縄切れ
 もどかしさ
 揺れ
 重い使命
 時化
 重責
 守りたい

第二部 帰らざる船
 遠のく母港
 空飛ぶ職人
 最後の船団
 かすむ日の丸
 後方支援
 ナショナリズム
 流出

第三部 陸の闘い
 下船
 台湾船浪人
 口入れ
 船頭の妻
 魚価
 資金繰り
 岐路の50代

第四部 揺らぐ基地
 最後の御殿
 屋台骨
 外国人船員
 悩める水産高校
 母港水揚げ
 操業形態
 人材確保

第五部 ライバルの素顔
 減船
 利害
 大陸船員
 ビジネス
 日本進出
 巻き網熱

第六部 国際減船
 動揺
 撤退
 孤立
 意地
 枯渇
 圧力
 過熱

第七部 依存の限界
 熱気
 成功者
 焦燥
 擦れ違い
 グレーゾーン
 幹部登用

第八部 締め出し
 監視網
 成長戦略
 現地加工
 野望
 劣勢
 外交戦

第九部 海を豊かに
 引き継ぐ
 分かち合う
 つながる

エピローグ 苦難の先に
あとがき