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河北選書 日高見の時代 古代東北のエミシたち
野村哲郎 著 |
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東北の古代史は大和朝廷勢力とエミシのせめぎ合いの歴史だった。「前九年の役」は安倍一族が政府軍と激闘、「後三年の役」では清原一族が源義家率いる関東武士団と戦った。長い戦乱の後に藤原氏の「平泉の世紀」が訪れ、浄土思想が宿る。激動の時代をエミシたちはどう生きたのかを描く。 |
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●定価880円(本体800円+税) ●四六判、212頁 ●2010年7月第1刷 ●河北新報出版センター |
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在庫あり:1〜3営業日でお届けします |
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はじめに
第一部 大負の道
識性暴強
巣伏の合戦
英雄の最期
俘囚長
風雲動く
源氏登場
阿久利川
将軍の野望
経清のかけ
頼時死す
黄海の風雪
赤符と白符
清原立つ
小松柵攻防
決戦
衣川
一首坂
無血入城
国見山
夕顔の兵士
経清無残
浄土と地獄
墓
第二部 野望渦巻く
清原の兄弟
秀武怒る
義家乗り出す
不審な死
清衡の陰謀
沼館の美酒
沼ノ柵攻防
戎谷南山
義光参陣
景正の奮戦
雁行乱れる
兵糧攻め
女あり
落城近し
千任の悲劇
火祭り
都の義家
納豆ロード
清衡の浄土
第三部 黄金の桜
百年王国
願文の世界
先鋭の思想
冶金族たち
基衡の政治
李春と基衡
西行
北方の王者
戦略物資
東日流十三湊
秀衡街道
乱世到来
秀衡動かず
義経
平家滅亡
逃避行
銀の猫
巨星おつ
泰衡の選択
平泉炎上
大盗きゆる
滅びざるもの
余話三題
エミシの心
参考文献
年表
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