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河北選書 南部杜氏の詩(バラード)


冨樫茂 著

河北選書 南部杜氏の詩(バラード)
日本酒は今、品質やバラエティーに富んだ品ぞろえで、かつてない黄金期を迎えているのだという。その酒造りを支えてきたのが杜氏、蔵人たち。盛岡以南を中心にした酒の造り手たちを指す「南部杜氏」は江戸時代から仙台藩、宮城県とのかかわりが深い。著者は宮城の酒蔵で働く南部杜氏に密着、酒造りに懸ける熱い思いを伝える。
新シリーズ「河北選書」の第一弾。
●定価880円(本体800円+税)
●四六判、160頁
●2010年6月第1刷
●河北新報出版センター
在庫あり:1〜3営業日でお届けします
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目次

はじめに

プロローグ 袋吊り

第一章 夏田冬蔵

 ラ・フランス
 酒屋働き
 職人気質
 渡り鳥
 三倍増醸酒
 百花繚乱
 屋号復活
 香り高く艶やか

第二章 和醸良酒

 蔵入り
 仕舞い半分
 精米歩合
 限定吸水
 外硬内軟
 子育て
 酛立て
 流儀
 泡面
 淡いこはく色
 仕込み唄

第三章  酒屋万流

 社員杜氏
 オーナー杜氏
 宮城マイ酵母
 純米酒の県宣言
 地力と温暖化と
 主産地の威信
 南部杜氏の歩み(近江商人 組合設立 全国展開)
 日本の酒

第四章  燗上がり

 日本酒造杜氏組合連合会会長    及川恒男さん
 グラフィックデザイナー・作家   太田和彦さん
 東京農業大学名誉教授・文筆家   小泉武夫さん

あとがき

参考文献