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遂げずばやまじ

日本の近代化に尽くした大槻三賢人
大島英介 著

遂げずばやまじ
本書は父大島英介の遺稿である。
平成18年1月9日から19年12月31日まで『岩手日報』紙上に103回にわたって連載した「日本近代化に尽くした 大槻三賢人―玄沢・磐渓・文彦―」を一書にしたものである。「大槻三賢人」とは、一関が生んだ蘭学の大成者大槻玄沢、戊辰戦争の奥羽越列藩同盟の思想的なバックボーンとみなされた漢学者磐渓、日本初の近代国語辞書『言海』を著した国語学者文彦の大槻家三代をいう。
(あとがきより抜粋)
●定価3,300円(本体3,000円+税)
●A5判、354頁
●08年10月第1刷
●岩手日報社
在庫あり:1〜3営業日でお届けします
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目次

1 文彦の幼年時代
2 文彦の少年時代の漢詩
3 文彦の仙台時代
4 文彦の金色堂遺体への嘆声
5 文彦の「正権論」
6 慶応二年の文彦
7 慶応三年の文彦
8 宗家の先祖たち
9 大槻家の遺戒
10  家系図に登場する人たち
11  磐渓の生涯
12  磐渓の人となり
13  磐渓一家の仙台移住
14  磐渓のヒポコンデル
15  磐渓の酒談義
16  磐渓と酒仙の友
17  磐渓の青春時代
18  磐渓と山陽との出会い
19  磐渓の慕情
20  磐渓の詩情
21  右文左武の人・磐渓
22  開国論者の磐渓
23  磐渓の開国に関する漢詩
24  黒船再来航に伴うエピソード
25  磐渓の「献芹微衷」
26  磐渓の「米利幹議」
27  狂詩と磐渓の「魯西亜議」
28  西洋に強い関心と知識
29  磐渓の「佐幕論」の根拠
30  戊辰戦争
31  磐渓の「戊辰訊問状」
32  磐渓の逮捕と下獄
33  磐渓「愚忠」の歎き
34  磐渓の晩年
35  玄沢の生涯
36  玄沢の人となり
37  玄沢幼少時の師、建部清庵
38  玄沢の一関藩から仙台藩へ貰い受けのエピソード
39  玄沢の長崎遊学
40  玄沢のオランダ情報
41  玄沢をめぐる初期蘭学者の群像
42  研究医玄沢のエピソード
43  玄沢の「オランダ正月」
44  玄沢のパトロンたち
45  玄沢の江戸幕府出仕
46  玄沢の考証癖
47  玄沢の著書
48  文彦と戊辰戦争
49  戊辰戦争後の文彦
50  文彦の日本国の呼び名
51  文彦と「言海」
52  文彦の「文法会」
53  文彦の「広日本文典」と「別記」
54  文彦と「かなのくわい」
55  文彦の「恋歌論」
56  文彦の蘭学先人たちのエピソード
57  文彦の「的」という文字の使用
58  文彦の人生観
59  文彦晩年の生活
60  「言海」の増補改訂と文彦の死
61  文彦の著書
62  磐渓とふるさと
63  玄沢とふるさと
64  文彦とふるさと
65  「強情おとこ」たちのこころ

あとがき