|
|
|
いわて旅街道 岩手の街道16選
写真・文 奥山淳志、岩手日報社 編 |
|
|
宿場町、古寺、石仏…。岩手の味わい深い風景で彩られる街道、峠道をのんびり歩いていただくためのガイドブック。鮮やかなカラー写真も魅力です。 |
|
●1,980円(税込) ●A5判・144頁 ●03年9月第一刷 ●岩手日報社 |
|
在庫あり:1〜3営業日でお届けします |
|
|
|
岩手の風土を縦横に巡る旅街道の決定版。藩制時代に発達した海と内陸、町と村とを結ぶ幾筋もの街道。歴史情緒あふれる宿駅に立ち寄り、路傍の野仏に祈りの声を聞く。美しい写真とマップで歴史ロマンあふれる岩手の旧16街道ぶらり散歩の旅をガイド。
■今泉街道
北上山地を越えて、遥か三陸の海を目指す。蔵の町が残る気仙郡・今泉宿で街道の面影を見つける。
■気仙沼街道
海と陸を結んだ交易の道。街道沿いの宿駅と路傍の石仏に出会う。
■浜街道
気仙から八戸へと続く海の旅。三陸沿岸を南北に縦断する遥かなる道のりを行く。
■院内街道
文人墨客が訪ねた厳美渓の脇を抜け、羽州秋田藩領院内へ。路傍にころがる伝説を拾いながら雨の街道を行く。
■盛街道
種山ヶ原を越えて、三陸の海へ。仙台領と盛岡領を結ぶ交易の道。
■仙北街道
古の時代に生まれ、岩手・秋田を結ぶ主要街道。時代に翻弄された偉人の物語を聞く旅。
■平和街道
岩手と秋田を結ぶ峠越えの道。豪雪に生きる人々の物語を聞く旅。
■宮古街道
北上山地を越え、沿岸の“五十場(いさば)”を盛岡へ。鞭牛(べんぎゅう)和尚が生涯を捧げた道筋をたどる。
■遠野・釜石街道
三陸と内陸を結ぶ交通の要衝・遠野へ。民俗学の聖地で、街道のロマンを見つける。
■奥州道中
一関宿から金田一宿へと北上する岩手の大動脈。宿場町に参勤交代のにぎわいを聞く旅。
■小本街道
牛の背に揺られ、盛岡へと運ばれた沿岸の幸。南部牛方節を生んだ街道は、山々を越えて海を目指す。
■沢内街道
盛岡から峠を越えて、マタギの里沢内村へ。桜に彩られる岩手原風景の旅路。
■秋田街道
盛岡と秋田を結んだ交易の道。岩手山とともに歩み、駒ヶ岳と出会う田園の旅。
■鹿角街道
約一千年にわたって歴史ロマンを運んだ北陸奥の流路。七時雨山の美しさを心に刻む、風光明美な街道旅。
■浄法寺街道
“御山”の桂清水で旅の疲れを癒し、福岡宿へ。古の時代より受け継がれてきた祈りの声に耳を澄ます。
■久慈・野田街道
南部の赤ベコの背に揺られ、野田の塩が内陸へ。北上山地の峰々を越え、往時の「塩の道」をたどる。
■コラム旅街道1「庚申塔」
街道沿いで見られる石碑の中で最も多いのが庚申塔。十干十二支の庚申の夜に集い、夜を明かす日本独特の民間信仰とは?
■コラム旅街道2「路傍のお地蔵さま」
日々の信仰の対象として、庶民に愛され続けている地蔵尊。数ある野仏のなかでもこれほど心を和ませる存在はないだろう。手向けられた花々とともにたたずむお地蔵さまとの出会いも街道旅の楽しみである。
■コラム旅街道3「狛犬」
参道を進み、神社の境内へと足を踏み入れると現れる左右一対の石像。木立に囲まれた静寂の中で出会う狛犬には誰もが目を留める。参拝者の心を癒してくれる狛犬の魅力をご紹介。
■コラム旅街道4「オシラサマ」
鮮やかな布片を幾重にも重ね着し、まん丸く着膨れした二体一対の神様「オシラサマ」。旧家を守ってきたこの小さな神の役割とは? 街道歩きで出会ったオシラサマと人々の交流の姿を紹介。
■コラム旅街道5「野仏」
辻や追分、峠道などで見られる石碑や道祖神。これらの「野仏」は、時代とともに消え行く街道の道筋や、往時の人々の暮らしぶりを教えてくれる貴重な存在である。
■コラム旅街道6「館跡」
中世、岩手の各地で「館」と呼ばれる城が築かれていた。「夏草や兵どもが夢の跡」。かつての隆盛は時のなかに消えてしまったが、その記憶は風土に刻まれている。
■街道を歩くための用語集
|
|
|
|
|
|