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はるかみちのく

古典文学と美術に見るすがた
東北歴史博物館 編

はるかみちのく
●1,620円(税込)
●特別展図録、A4判・166頁
●01年10月第一刷
●オークコーポレーション
在庫あり:1〜3営業日でお届けします
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内容

東北は、古代・中世の人々にとって東山道、東海道の道の奥にある「みちのく」の国でした。都から遠く離れた土地ながら、陽が昇る方角の地として都付近では見られない珍しい、あるいは美しい景色や事物のある地として「歌枕」となり、実見しない歌人たちの想像の翼を広げ和歌に詠み込みました。一方、古代の陸奥・出羽国は、「蝦夷」と呼ばれた人々の住む土地と境を接し、陸上に国境のある唯一の地でもあり、しばしば戦乱の舞台となり、活躍した武将たちにまつわる言い伝えや伝説も生まれました。
こうして東北の風物や事象は、古代・中世の文学や絵画の題材とされ、それに憧れた高僧・文人たちは、長く困難な道のりを踏み越えて東北地方を訪れ、彼らが遺した著作や行動にまつわる伝説が、さらなるイメージを生み出していったのです。


目次


■ごあいさつ 東北歴史博物館長・岡田茂弘(おかだ しげひろ)
■陸奥の歌枕と美術 東北大学大学院教授・有賀祥隆(ありが よしたか)
■図版
◎第1章 未知の世界への思い
○歌枕と歌枕めぐる人々
1、「関戸本古今和歌集切」伝藤原行成・平安時代(11世紀)/2、「下絵古今集切」伝藤原定頼・平安時代(12世紀)・五島美術館/3、「古今和歌集」江戸時代前期・国立歴史民俗博物館/4、重要文化財「古今和歌集」元亨4年(1324)写・東京国立博物館/5、重要文化財「後撰和歌集」平安時代(12世紀) ・日光二荒山神社/6、「後撰和歌集」江戸時代前期・国立歴史民俗博物館/7、「拾遺和歌集」延宝5年(1677)写・京都大学附属図書館/8、「拾遺和歌集」江戸時代前期・国立歴史民俗博物館/9、「後拾遺和歌抄」江戸時代前期・宮内庁書陵部/10、「千載和歌集」江戸時代前期・陽明文庫/11、「千載和歌集」江戸時代中期・仙台市博物館/12、重要文化財「新古今和歌集」鎌倉時代後期・国立歴史民俗博物館/13、「新古今和歌集断簡」本阿弥光悦・江戸時代(17世紀)
【源融】
14、「伊勢物語小絵巻」室町時代(16世紀) /15、「嵯峨本伊勢物語」慶長13年(1608)・東北大学附属図書館・狩野文庫/16、「伊勢物語図色紙 河原の院」俵屋宗達・江戸時代(17世紀)・京都国立博物館
【藤原実方】
17、「実方中将集」江戸時代・宮内庁書陵部/18、「古事談 巻二」享保8年(1728)写・東北大学附属図書館・狩野文庫/19、「今鏡 巻十」慶安3年(1650)刊・東北大学附属図書館・狩野文庫/20、「平家物語 巻二」慶長年間(1596〜1615)刊・東北大学附属図書館・狩野文庫/21、「源平盛衰記 巻七」寛政8年(1796)刊・東北大学附属図書館・狩野文庫
【能因】
22、「中院切」伝源実朝/平安時代(12世紀)・慈光明院/23、「能因法師集」江戸時代・宮内庁書陵部/24、「能因歌枕」元禄9年(1696)刊・東北大学附属図書館・狩野文庫/25、「袋草紙 巻三」貞享2年(1685)刊・東北大学附属図書館・狩野文庫
【西行】
26、国宝「僧円位(西行)書状(宝簡集第二三巻)」西行・平安時代(12世紀)・金剛峯寺/27、「山家集」江戸時代前期・陽明文庫/28、「西行物語絵巻」室町時代・サントリー美術館/29、「西行物語絵巻」江戸時代(17世紀)
【松尾芭蕉】
30、「『世にふるも』句文懐紙」松尾芭蕉・天和元〜貞享元年(1681〜84)・山寺芭蕉記念館/31、「『落ちくるや』句文懐紙」松尾芭蕉・元禄2年(1689)・山寺芭焦記念館(長谷川コレクション)/32、「『さなへつかむ』句文懐紙」松尾芭蕉・元禄2年(1689)・松平文華館/33、「『ちりうせぬ』句文懐紙」松尾芭蕉・元禄2年(1689)・山寺芭焦記念館/34、山形県指定「出羽3山短冊」松尾芭蕉・元禄2年(1689)・山形美術館(長谷川コレクション)/35、「象潟懐紙」松尾芭蕉・元禄2年(1689)・姉衛文庫/36、山形県指定「玉志亭唱和懐紙」松尾芭蕉・元禄2年(1689)・本間美術館/37、「おくのほそ道」元禄15年(1702)刊・宮城県図書飴/38、重要文化財「奥の細道図屏風」与謝蕪村・安永8年(1779)・山形美術館(長谷川コレクション)/39、重要文化財「奥の細道図巻」与謝蕪村・安永7年(1778)・京都国立博物館/40、「亡師芭蕉之像」杉山杉風・江戸時代(17世紀末〜18世紀初)/41、「芭蕉像」与謝蕪村・江戸時代(18世紀)/42、「芭薫像 松尾芭蕉筆『馬に寝て』句文懐紙」江戸時代(18世紀末〜19世紀初)・山寺芭蕉記念館/43、「芭薫像 松尾芭蕉筆『ゆふかほに』短冊」東東洋・江戸時代(19世紀)/44、「芭蕉翁見文治神燈図」小池曲江・天保11年(1840) ・塩竈神社博物館
○遊行する高僧
【円仁】
45、国宝「慈覚大師円仁像」平安時代(11世紀)・一乗寺/46、「慈覚大師円仁像」南北朝〜室町時代・福岡市博物館/47、重要文化財「円仁自筆書状」平安時代(9世紀)・青蓮院/48、重要文化財「円仁入唐請来書目録」嘉承3年(1108)写・青蓮院/49、「三代實録」寛文13年(1673刊)東北大学附属図書舘・狩野文庫/50、「本朝神仙伝」享保5年(1720)写・前田育徳会尊経閣文庫/51、「山門建立秘訣」慶安4年(1651)刊・京都大学附属図書館/52、「山門秘伝見聞」慶安4年(1651)刊・京都大学附属図書館/53、「私聚百因縁集 巻七」承応2年(1653)刊・京都大学附属図書館/54、「奥細道菅菰抄」蓑笠庵梨一・安永7年(1778)刊・東北大学附属図書館・狩野文庫
【空也】
55、「空也上人像」室町時代・六波羅蜜寺/56、重要文化財「空也天誄」鎌倉時代後期・大須観音宝生院
【一遍】
57、「一遍・僧尼踊躍念仏図」南北朝時代・金蓮寺/58、白河市指定「六字名号」伝一遍・鎌倉時代・小峰寺/59、岩手県指定「鉦鼓」正和3年(1314)/60、重要文化財「遊行上人縁起絵」文禄3年(1594)・光明寺/61-1、「歴代遊行上人奉納札」永禄3年(1560)・中尊寺/61-2、「歴代遊行上人奉納札」慶長17年(1612)・中尊寺/61-3、「歴代遊行上人奉納札」慶安4年(1651)・中尊寺/61-4、「歴代遊行上人奉納札」貞享3年(1686)・中尊寺/62-1、盛岡市指定「歴代遊行上人奉納札」慶長17年(1612)・教浄寺/62-2、盛岡市指定「歴代遊行上人奉納札」貞享4年(1687)・教浄寺
○沃野をめざす人々
【坂上田村麻呂】
63、「清水寺縁起絵巻(模本)」江戸時代・東京国立博物館/64、重要文化財「兜跋毘沙門天立像」平安時代後期・愛宕神社/65、重要文化財「将軍塚絵巻」鎌倉時代(13世紀)・高山寺/66、「すゝか」江戸時代前期・大東急記念文庫
【源氏】
67、「源威集」千秋文庫/68、「陸奥話記」寛文2年(1662)刊・東北大学附属図書館・狩野文庫/69、重要文化財「前9年合戦絵詞」鎌倉時代(13世紀)・国立歴史民俗博物館/70、「八幡太郎義家図」狩野美信・江戸時代(18世紀)・三井文庫/71、「頼信渡海・頼義信鳩・義家察雁図」狩野栄信・江戸時代(19世紀)/72、国宝「源義経書状 (宝簡集第三三巻)」 源義経・平安時代(12世紀)・金剛峯寺/73、「東鑑」寛永3年(1626)刊・東北大学附属図書館・狩野文庫/74、「義経記」江戸時代・茨城県立歴史館/75、「烏帽子折草子」室町時代・京都大学附属図書館/76、「烏帽子折」江戸時代前期・奈良教育大学附属図書館/77、「浄瑠璃絵巻」室町時代・サントリー美術館/78、「御曹子島渡り」江戸時代前期・秋田県立図書館/79、「御さう子島わたり」江戸時代中期・大東急記念文庫/80、「源義経画像」江戸時代・中尊寺/81、「弁慶画像」江戸時代・中尊寺/82、「源義経公東下り絵巻」江戸時代・中尊寺/83、「継信・忠信物語絵巻」桃山時代(16世紀)・大和文華館
○能に取り入れられた和歌と人々
84、「観世元頼節付本『実方』」弘治3年(1557)・東京大学史料編纂所/85、「観世元頼節付本『護法』」天文23年(1554)・東京大学史料編纂所/86〜92、「伝松平伊豆守旧蔵本『摂待』他」桃山時代(16世紀)・法政大学能楽研究所・鴻山文庫/93〜98、「光悦謡本『遊行柳』他」慶長10年(1605前後)・宮城県図書館/99・100、「上杉家旧蔵下掛かり番外謡本『烏帽子折』『錦戸』」江戸時代中期・法政大学能楽研究所/101、「下掛り番外謡六百四十三番本『六元』」江戸時代中期・宮城県図書館
◎第2章 描かれたみちのく
○和歌と絵画との出会い
102、「歌仙家集『信明集』」正保4年(1647)刊・東北大学附属図書館・狩野文庫/103、「歌仙家集『中務集』」正保4年(1647)刊・東北大学附属図書館・狩野文庫/104、「歌仙家集『能宣集』」正保4年(1647)刊・東北大学附属図書館・狩野文庫/105、「歌仙家集『元真集』」正保4年(1647)刊 ・東北大学附属図書館・狩野文庫/106、「傅大納言母上集」江戸時代・宮内庁書陵部/107、「江帥集」江戸時代・宮内庁書陵部/108、「最勝四王院障子絵色紙和歌」江戸時代・国立歴史民俗博物館/109、重要文化財 「詠草切」藤原定家・承和元年(1207) ・前田育徳会尊経閣文庫/110〜112、「江戸城陳壁画下絵」狩野養信・東京国立博物館/113、「倭名所絵」狩野探幽・江戸時代(17世紀)・徳川美術館/114、「旧本名所実景巻」狩野洞雲・江戸時代(17世紀)/115、重要美術品 「厳島・松島図屏風」土佐光起・江戸時代(17世紀)・徳川美術館
○美術にみるみちのく
116、「塩竃松島図屏風」江戸時代(17世紀)/117、「松島図屏風」江戸時代(17世紀)・東北歴史博物館/118、「塩竈松島図屏風」江戸時代(18世紀)・福岡市美術館/119、「奥州千賀浦松島図屏風」桜井雪館・江戸時代(18世紀)・茨城県立歴史館/120、「塩竈松島図屏風」小池曲江・江戸時代(19世紀)・鹽竈神社博物館/121、「松島図屏風」原在照・江戸時代(19世紀)・仙台市博物館/122、「陸奥国塩竈松島図」佐久間洞厳・享保13年(1728)刊・九州大学附属図書館/123、「塩竈富山図巻」佐久間洞厳・江戸時代(18世紀)・鹽竈神社博物館/124、「塩竈松島図巻」小池曲江・文化7年(1810)・仙台市博物館/125、「塩竈松島図巻」小池曲江・江戸時代(19世紀)・東北歴史博物館/126、「奥遊詩画巻」作者不詳 武元登々庵賛・江戸時代(19世紀)・広島県立歴史博物館/127、「塩竈観月図」中山高陽・安永4年(1775)頃/128、「松島図」池大雅・明和2年(1765)/129、「松島暁景図」谷文晁・文政9年(1826)/130、栃木県指定「陸陽松島真景図」高久靄がい・文政4年(1821)/131、「松島雄島秋晩図」立原杏所・文化7年(1810)/132、「勝画楼望月・五大堂観日図」菅井梅関・天保年間(1830〜44)前半・仙台市博物館/133、「松島真景図」細井平洲・江戸時代(18世紀)・東北歴史博物館/134、「七言律詩」細井平洲・江戸時代(18世紀)・慈光明院/135、「塩竈松島図」長谷川雪旦・江戸時代(19世紀)・仙台市博物館/136、「松島真景図」長谷川雪旦・江戸時代(19世紀)・東北歴史博物館/137、「松島図」東東洋・江戸時代(19世紀)・瑞巌寺/138、「金華山松島図」東東洋・天保8年(1837)・山形美術館((谷)長谷川コレクション)/139、「松島五大堂図」菊田伊洲・江戸時代(19世紀)・瑞巌寺/140、「日本誌」ケンペル・1729年刊・仙台市博物館/141、宮城県指定「松島図」高橋由一・明治14年(1881)・宮城県美術館/142、宮城県指定「松島五大堂図」高橋由一・明治14年(1881)・宮城県美術館/143、「勿来関・松鳥・象潟図」狩野了承・江戸時代(19世紀)・東北歴史博物館/144、「勿来関図」浮田一けい・江戸時代(19世紀)・名古屋市博物館/145、「勿来関図」中林竹渓・嘉永6年(1835)/146、「六玉川図屏風」江戸時代後期・カネボウ株式会社/147、「紅縮緬地六玉川文様打掛」江戸時代後期・カネボウ株式会社/148、「納戸麻地波干鳥文様帷子」江戸時代後期・大阪市立美術館/149、「納戸紋絽地干鳥流水模様染縫振袖」江戸時代中期〜後期・国立歴史民俗博物館/150、象潟町指定「象潟図屏風」牧野永昌・江戸時代(18世紀末〜19世紀初)・象潟町郷土資料館/151、「象潟真景図」中山高陽・安永4年(1775)・蚶満寺/152、「象潟之図」宝永〜正徳年間(1704〜1716)・本間美術館/153、「酒田小屋之浜・袖之浦之図」宝永〜正徳年間(1704〜1716)・本間美術館/154、「磐城紀行図巻」白雲・寛政年間(1789〜1801)・神戸市立博物館/155、「東山奇勝図(五畿七道図)」淵上旭江・寛政8年(1796)・岡山県立美術館
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