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平成11年10月の開館以来、展示の一部手直しとともに改訂された最新版の展示案内図録である。 |
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●1,100円(税込) ●展示案内図録、A4判・114頁 ●08年10月第5版1刷 ●オークコーポレーション |
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在庫あり:1〜3営業日でお届けします |
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館内施設の案内図・写真をはじめ、当館の主だった展示物が、写真、地図、再現イラスト、模型などがわかりやすい解説とともに紹介されている。教材として適しているばかりでなく、東北の歴史と文化の概要の把握には最適な一冊であろう。
■第5版の刊行にあたって 東北歴史博物館長・進藤秋輝(しんどう あきてる)
■博物館案内(館内図)
■展示ゾーン
◎総合展示室
旧石器時代から近現代までの東北地方の歴史や文化を取扱い、当館における展示の中心です。9つの時代に分類され、各時代を特色づけるテーマに沿って構成しています。
・旧石器時代−最古の人類を求めて
東アジアの旧石器時代/後期旧石器時代の環境と生活/東北各地の石器/骨の道具/祈りのかたち/人々の食料/2万年前の環境と暮らし(富沢遺跡)
・縄文時代−ナラ林と水辺でのくらし
人々のくらし/くらしの道具/狩りの道具/魚とりの道具/とむらい/とむらいのようす/まつり/まつりの道具/動物をかたどった道具/漆で飾られた道具/よそおい
・仙台湾と東北各地の貝塚
東北地方の貝塚/海辺と内陸の貝塚−宮城県/漁具の種類/イヌとイノシシ
・弥生時代−米作りのはじまり
稲作文化の伝播/遠賀川式土器/水田/東北の弥生文化
・古墳時代−巨大な古墳が造られた時代
王者の出現/会津大塚山古墳/宮城県の大型古墳/埴輪/豪族のすまい/農民のくらし/被葬者の拡大/東北地方北部の様相/森ヶ沢遺跡
・古代−城柵とエミシ
城柵の役割/城柵の設置と展開/城柵の構造/エミシ/エミシのくらし/交流/エミシと政府の武力衝突/
・多賀城とその周辺
多賀城碑/多賀城の役割/多賀城の姿/多賀城の運営/働く人々/多賀城廃寺/古代都市多賀城/国司たちのくらし/町並みのくらし/まつり・まじない
・古代から中世へ−奥州藤原氏の隆盛
奥州藤原氏/交易と交流/華開く仏教文化/奥州藤原氏の影響
・中世−ものと人の動き
武士と合戦/中世の山城/南北朝争乱と東北/領地の経営/武士のくらし/ものの流通/馬の交易/陶器の流通/神と仏の世界/板碑/信仰の拠点・名取熊野三山と松島
・近世−城下町と村のくらし
城下町のようす/武士のくらし/町人のようす/町場の楽しみ/芭蕉の辻/村のようす/農民の仕事/農村での商品生産/漁民の仕事/飢饉の様相/一揆の様相/陸のみち・海のみち・川のみち/街道を行く人々/海と川の利用
・村におけるワラの神々
村のようす/近世に描かれた村の神々/ワラ製の神々/境をまもる神/害虫を送り出す神/疫病を送り出す神/訪れてくる神々
・近現代−近代国家と民衆
近代社会の成り立ち/戊辰戦争と東北/立憲体制への道/近代産業の導入/暮らしの変化/文明開化/市民社会の成立/戦時下のくらし/高度経済成長/雑貨屋
◎テーマ展示室
「民俗・民芸」、「個人コレクション」、「美術工芸・歴史」の3つのテーマを設定し、それぞれに対応する展示室を設けています。
・テーマ展示室−民俗・民芸
主に宮城県北部と岩手県南部の竈にまつられてきた「カマ神」や東北地方でつくられた「やきもの」などを展示。
・テーマ展示室−個人コレクション
「杉山コレクション(故杉山寿栄男収集品)」の展示。アイヌ関係資料、考古資料、民俗資料など。
・テーマ展示室−美術工芸・歴史
40〜50日ごとに展示変えを行いながら、江戸時代に東北地方の各藩で活躍した画家や東北ゆかりの画家の優れた作品を紹介。
◎映像展示室
行事や芸能、技術といった無形の民俗を対象に制作した東北歴史博物館オリジナル映像の展示。
村境の神々(15分、通年上映)/柳沢の焼け八幡(13分、10〜3月上映)/小迫(おばさま)の延年(13分、4〜9月上映)
■体験学習ゾーン
◎こども歴史館
映像の進行に参加できる「インタラクティブシアター」、昔からの技や工夫に触れる「ワークテーブル」、オリジナルソフトを操作する「パソコンランド」の3つのコーナーがある。体験を通して歴史をわかりやすく体感できる。
◎図書情報室
東北地方を中心とした歴史関係図書、子ども向けの本などが自由に閲覧できる。また、パソコンやビデオデッキで、映像・音声資料の視聴や博物館情報の検索、インターネット情報サービスも利用可能。その他利用相談や生涯学習の手伝いも行う。
◎今野家住宅
江戸時代に桃生郡橋浦村の肝煎(責任者)を代々勤めた今野家民家を移築し、改築・復元されたもので、さまざまな生活用具を展示するとともに、体験学習の場としても利用されています。
■東北地方の歴史年表
■展示協力者一覧
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