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遠野の民話の語り部として知られた岩手県遠野市の鈴木サツ(故人)さんの妹である正部家ミヤさんの語りをまとめた「遠野むかしばなし」の第3集である。巻末には鈴木サツさんと正部家ミヤさん姉妹による『お月お星』の語りが比較掲載されている。語り部の違いによる伝承の差異が理解でき興味深い。 |
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●1,257円(税込) ●四六判、196頁 ●93年5月第1刷、10年2月第9刷 ●熊谷印刷出版部 |
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正部家ミヤさんは、鈴木サツさんの妹である。もっと正確に言えば、七人姉妹の中でサツさんが一番上の姉さん、ミヤさんは四番目で、サツさんとは十二歳違いの妹である。ミヤさんはサツさん同様父力松さんから昔話を聞いて育つ。長く姉妹により語り継がれた「遠野むかしばなし」50話がいままた、ここに再現される。
■正部家ミヤ「遠野むかしばなし50話」
1、『黄金の鉈(なだ)』/2、『朝日長者、夕日長者』/3、『オグナイサマ』/4、『雷様と桑の木』/5、『座頭になった男』/6、『馬鹿』/7、『掛け軸とぺてん師』/8、『極楽見てきた婆様』/9、『新八と五平』/10、『雪姫』/11、『上方ことば』/12、『豆腐とこんにゃく』/13、『親孝行な姉弟』/14、『荒滝』/15、『鳩提灯』/16、『炭焼長者』/17、『鰐鮫と医者坊主』/18、『山男と牛方』/19、『姉の計らい』/20、『苗泥棒』/21、『山姥』/22、『井戸草と蓬』/23、『墓立ちと墓上がり』/24、『五徳と犬の足』/25、『ミソサザエ』/26、『蛙の餅搗き』/27、『湯ッコサ入った男』/28、『死人の番』/29、『隠れ頭巾』/30、『狐と頼母子』/31、『狐と女馬ッコ』/32、『獺と狐』/33、『蛇婿』/34、『狼石』/35、『建て前』/36、『田楽』/37、『親子と盗人』/38、『話買った男』/39、『桃と干し柿』/40、『殿様になった婆様』/41、『極楽』/42、『誰でもいい』/43、『焼き鳥』/44、『足は足でも』/45、『形見の巾着』/46、『二人分』/47、『婿嫌った娘達』/48、『男が上か、女が上か』/49、『おみやげ』/50、『番頭の願い』
■比較『お月お星』(鈴木サツ、正部家ミヤ)
■あとがき
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