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用と美の世界−いわての手仕事


いわての手仕事刊行会 編

用と美の世界−いわての手仕事
●12,960円(税込)
●A4判・294頁
●88年8月
●発行/岩手県文化財愛護協会、発売/熊谷印刷出版部
在庫あり:1〜3営業日でお届けします
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内容

有史以来、岩手の文化は、北上川を中心に興亡し、北上川を制する者は、岩手を制するとまでいわれて来た。岩手の文化の発祥ともいうべき平泉文化も、ここに明滅した。それより更に古く、一万年近くも前から、北上川筋はじめ、岩手の各地に住まいした古代の人びとは、豊かな自然の中に生き、驚くほど見事な造型文化を築いた。石・土・木・動物の骨や角などの自然物を材料にして、いろいろな「暮らしの道具」を手作りして来たことは、よく知られている。(中略)わたし達を生み、はぐくんでくれた郷土には、そうした先人のいぶきの中で育ってきたいくつもの「手仕事」が、伝え、残され、あるものは滅び、あるものは今に続いている。このような「手仕事」のかずかずについて、その起源を尋ね、由緒を繙いて、先人の足跡を通じて、現在の「手仕事」を見つめ、考え、その有り様を正しく伝え残すことは、岩手の文化高揚という意味あいからも意義のあることで、衰亡の道を辿る「手仕事」のあることなどを思えば、今にして行わなければ悔いを後世に残すことになりかねない。(序文抜粋)


目次(※肩書きは発行時の表記)

■発刊によせて
岩手県知事・中村 直
■発刊のことば
(社)岩手県文化財愛護協会会長・板橋 源
■はじめに
いわての手仕事刊行会代表・瀬川経郎

■手仕事の起源をさぐる
岩手県教育委員会文化課文化財主査・高橋信雄、同・佐々木勝
一、焼きもの/二、石器と骨角器/三、木製品と漆器/四、編みものと織りもの/五、鉄
■木工
元岩手県立工業試験場木材工業部長・池上正弐
一、家具/二、建具/三、桶/四、木工のクラフト/五、表具
■塗りもの
岩手県立工業試験場主任専門研究員・高橋勇介
一、日本の漆器−その歴史と産地/二、ウルシ−漆掻きの里浄法寺/三、木地−隠れた技の世界/四、塗り−光沢と色彩の技/五、加飾−豪華と素朴/六、漆器の系譜−長い歴史の中で/七、新しい時代への動き
■編組もの
岩手県立博物館主任専門学芸調査員、岩手県文化財保護審議会委員・門屋光昭
一、いわての編組細工/二、ワラ細工/三、樹皮・つる細工/四、竹細工
■和紙
門屋光昭
一、和紙の世界/二、成島紙/三、東山紙
■民具
門屋光昭
一、民具の世界/二、南部桐下駄/三、花巻傘と口内傘
■玩具
岩手県立博物館・山本玲子
一、玩具の世界/二、こけし/三、花巻人形/四、郷土玩具のかずかず
■染めと織り
岩手県立盛岡短期大学教授・堀 正文
一、紫根染と茜染/二、型染/三、ホームスパン/四、袖/五、亀甲織/六、裂き織
■鉄器
岩手大学教育学部特設美術科教授・上田郁夫
一、南部鉄器のあゆみ/二、南部鉄瓶の製作/三、茶釜と鉄瓶の鑑賞−名称と形
■刀剣・その他の金工
岩手県立大迫高等学校長、元岩手県立博物館学芸部長・梅原 廉
一、郷土刀の歴史/二、刀剣研摩/三、その他の金工
■石材加工
門屋光昭
一、紫雲石硯/二、琥珀とその製品/三、その他の石材加工
■焼きもの
盛岡市教育委員会社会教育課文化主幹・吉田義昭
一、近世の焼きもの/二、焼きもの文化の流れ/三、明治初期の勧業窯−勧業場焼/四、伝統を伝えるいろいろの窯/五、戦後の焼きもの
■民芸とクラフト
(株)かわとく壱番館専務取締役・晴山好通
一、岩手と柳宗悦/二、岩手のクラフト/三、クラフトを作る人びと

■コラム
岩手県消費問題研究会代表委員・熊谷佳枝

■参考資料
一、伝統工芸品と伝統工芸士/二、卓越技能士/三、工人および企業体名簿
■参考ならびに引用文献
■索引
■執筆者紹介
■あとがき